※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。
エアコンや冷蔵庫、洗濯乾燥機など、毎日使う家電の電気代が気になって、省エネ性能の高いモデルへの買い替えを考えている方は多いはずです。ただ、家電そのものを新しくしても、電気代は「家電が使う電気の量」だけでなく「その電気をどんな料金の仕組みで買っているか」でも変わります。
この記事では、電力会社のプランを見直すときの視点から、Looopでんき(スマートタイムONE)の仕組みを整理します。内容は公式サイトで確認できた範囲に限り、料金が安くなると断定する書き方はしていません。市場の価格によっては電気代が上がる場合があることも、あわせて説明します。

Looopでんきとは?サービス概要
Looopでんきは、株式会社Looopが提供する電力小売サービスです。家庭向けの主なプランは「スマートタイムONE(電灯)」で、電気の単価が30分ごとに変わる市場連動型という仕組みを採っています。公式サイトでは、一人暮らしから大家族まで利用できるプランと案内されています。
| サービス名 | Looopでんき(家庭向けプラン:スマートタイムONE(電灯)) |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社Looop |
| 料金の考え方 | 制度対応費(基本料金に相当)、電力量料金(市場連動)、再生可能エネルギー発電促進賦課金で構成 |
| 電力量料金の単価 | 電力市場(JEPX)の価格に基づき、30分ごとに変動(上限単価の設定あり) |
| 解約手数料 | 0円(契約期間の縛りなし) |
| 支払い方法 | クレジットカード払い(公式の特定商取引法に基づく表記) |
| 申し込み | Webから約5分(電話でも受け付け) |
※上記は公式サイト(2026年10月21日確認)の記載にもとづきます。対応エリアや最新の条件は、申し込み画面で住所を入力して確認してください。
家電の電気代が高いと感じたときに見直したい2つの視点
電気代は大きく分けて、「どれだけ電気を使うか」と「1kWhあたりをいくらで買うか」の掛け算で決まります。
視点1:家電が使う電気の量(省エネ家電への買い替え)
古いエアコンや冷蔵庫を省エネ性能の高いモデルに替えると、同じ使い方でも消費電力量を減らせる可能性があります。資源エネルギー庁も、家庭の省エネについて機器の選び方や使い方の情報を公開しています。詳しくは資源エネルギー庁の省エネ情報で確認できます。
買い替えの考え方は、次の記事でも詳しく整理しています。

視点2:電気の買い方(電力会社・料金プラン)
同じ消費電力量でも、料金プランが違えば請求額は変わります。さらに、プランによって「安い時間帯に使う」「燃料価格の変動の受け方が違う」といった性質が異なるため、家電の使い方との相性を見る必要があります。
- 家電の買い替えは「使う量」を、プランの見直しは「買う単価と時間帯」を変える手段です
- どちらか一方でなく、両方を順番に確認すると判断しやすくなります
Looopでんきの電気代はどう決まるか
制度対応費(基本料金に相当する部分)
公式サイトでは、一般的な電気料金の基本料金にあたる部分を「制度対応費」と呼んでいます。契約方法は、直近12カ月で実際に使った電力の大きさをもとに算出する実量制契約です。従来のブレーカー容量に応じて決まる方式とは考え方が異なります。なお、沖縄電力エリアのお客さまは別に基本料金の負担があると、公式サイトに記載されています。
電力量料金(30分ごとに変わる市場連動)
電力量料金の単価は、電力市場(JEPX)の価格に基づいて30分ごとに変わります。使用量が増えるほど単価が上がる段階別料金とは違い、時間帯によって単価が異なるのが特徴です。電源料金はアプリから確認できると案内されています。
電力市場の価格については、運営主体の日本卸電力取引所(JEPX)が公開しています。
再生可能エネルギー発電促進賦課金
賦課金は、一般的な電力会社と同様に電気料金に含まれる項目です。料金の内訳としては、制度対応費、電力量料金、賦課金の3つで構成されると公式に説明されています。
公式サイトが示す試算例
公式サイトには、東京電力エリアでの試算例が掲載されています。2023年4月〜2026年3月の実績にもとづくもので、将来の請求額を示すものではありません。
| 世帯 | 月の使用量の想定 | 公式が示す電気代 |
|---|---|---|
| 4人世帯 | 424kWh | 約13,601円/月 |
| 1人世帯 | 172kWh | 約5,616円/月 |
公式サイトには「削減額はお約束できるものではない」という注記があります。あくまで参考値として受け取ってください。


家電の使い方と市場連動型の相性
市場連動型では、電気の単価が安い時間帯に家電を動かすと電気代を抑えられる可能性があります。公式サイトでは、市場価格が1日のうちにも変動し、安い時間にまとめて使う「ピークシフト」で節約できる場合があると説明されています。
時間をずらしやすい家電
- 食器洗い乾燥機:予約機能で使う時間帯を選べるモデルがあります
- 洗濯乾燥機・衣類乾燥機:乾燥運転は消費電力が大きくなりやすい家電です。タイマーで時間をずらせます
時間をずらしにくい家電
- 冷蔵庫:常時稼働するため、時間帯の調整はできません
- エアコン:猛暑や厳寒の時間帯に使う必要があり、需要が集中する時間と重なりがちです
エアコンのように市場が高騰しやすい夏と冬に使用量が増える家電が中心の家庭では、時間をずらせる家電の割合がどれくらいあるかが、プラン選びの分かれ目になります。
エアコンそのものの使い方については、次の記事も参考にしてください。



Looopでんきのメリット
メリット1:安い時間帯を狙って家電を動かせる
公式サイトによると、電力市場の価格が低い時間帯もあります。生活のリズムに合わせて家電の稼働時間を調整できる家庭なら、市場連動型の仕組みを活かせる余地があります。
メリット2:やめるときの費用がなく、期間にも縛られない
解約時の手数料は0円で、契約期間の縛りもないと、公式サイトに書かれています。合わなければ別のプランへ戻せるため、初めて市場連動型を試す方の判断材料になります。ただし、戻す際は切り替え先の手続き期間がかかります。
メリット3:おまかせ割と、高騰時に使えるおまもりチケット
公式サイトでは、スマートタイムONE(電灯)向けの自動割引「おまかせ割」が案内されています。その月の検針期間で電気使用量の多かった1時間を自動で特定し、その時間の電気代を1円/kWh割り引く仕組みです。長期契約に応じた割引もありますが、適用にはLooopでんきアプリへのログインが必要です。条件は公式の約款類で確認してください。
また、市場価格が一定以上に上がった時間帯の単価を自動で下げる「おまもりチケット」という機能も用意されています。突発的な値上がりへの備えです。
Looopでんきのデメリット・注意点
- 市場が高騰した際(主に夏や冬)は、固定単価のプランより高くなるリスクがあります
- 支払い方法はクレジットカードのみです
- 電気代が安くなるかどうかは、地域・使用量・使う時間帯で変わります
デメリット1:市場の高騰で電気代が上がることがある
公式サイト自身が、市場が落ち着いている春と秋は固定単価のプランより安くなるケースがある一方、市場が高騰した夏や冬は、固定単価のプランより高くなるリスクがあると明記しています。エアコンを多く使う季節と重なる点は、家電の電気代を気にしている方にとって大きな注意点です。上限単価の設定はありますが、具体的な水準は契約前に約款類で確認してください。
デメリット2:燃料価格の影響が早く反映される
公式サイトによると、市場連動型は輸入燃料価格の動向が数週間程度で価格に波及します。固定単価に燃料費調整額を加える従来型のプランは、反映までに約3〜5か月のタイムラグがあるとされています。値上がりも値下がりも、早く料金に出るということです。
デメリット3:支払い方法が限られる
毎月の支払いはクレジットカード決済のみです。カードを持たない、あるいは口座振替で払いたい方は利用しにくいプランです。
評価されやすい点・気になりやすい点(編集部の整理)
ここからは、利用者の声の紹介ではなく、公式サイトの情報と市場連動型プランの一般的な性質から、編集部が整理した内容です。
評価されやすい点
- やめるときの手数料がなく、期間の縛りもないため、試しやすい
- 電気の使い方を調整できる家庭では、仕組みを活かせる可能性がある
- アプリで電源料金を確認でき、使う時間を決める材料になる
気になりやすい点
- 夏と冬の市場高騰時は、固定単価プランより高くなる可能性がある
- エアコンなど時間をずらせない家電の割合が高いと、仕組みを活かしにくい
- 単価が30分ごとに変わり、月の請求額を事前に見通しにくい
- 支払い方法がクレジットカードに限られる
他のプランとの比較(プランの種類の違い)
各社の単価は時期やエリアで変わるため、ここではプランの種類による違いを、公式サイトの説明にもとづいて整理します。
| 比べる点 | 市場連動型(スマートタイムONE) | 固定単価+燃料費調整額型 |
|---|---|---|
| 電力量料金の単価 | 30分ごとに変動 | 使用量に応じた段階別の単価が基本 |
| 燃料価格の反映 | 数週間程度で反映 | 約3〜5か月のタイムラグ |
| 請求額の見通し | 変動しやすい | 比較的立てやすい |
| 家電の使い方との関係 | 時間帯の調整が効きやすい | 時間帯の影響は小さい |
| 高騰時のリスク | 上限単価あり、おまもりチケットの機能あり | 契約するプランの料金表で確認 |
向く人・向かない人
向く可能性がある人
- 洗濯乾燥機や食洗機など、時間をずらせる家電を使う場面が多い
慎重に検討したい人
- 夏や冬にエアコンを長時間使い、使用量のほとんどが猛暑や厳寒の時間帯に集中する
- 家計の固定費を一定にしたい
- クレジットカード以外の支払い方法を使いたい
太陽光発電・蓄電池をお持ちの方
太陽光発電や蓄電池がある家庭では、電気を買う時間帯や量、売電の条件が変わります。本記事では発電設備のある住宅の条件を確認していません。契約前に、対応可否や条件を公式サイトや問い合わせ窓口で確認してください。


申し込み・切り替えの流れ
公式サイトで案内されている現在の住まいで切り替える場合の流れは、次のとおりです。
- 準備:現在の電力会社の検針票(電気ご使用量のお知らせ)、または各社マイページの画面を用意します
- Webで申し込み:フォームの入力は5分程度で完了します
- 旧契約の解除:旧電力会社との契約解除の手続きは、Looopでんきが行います(申し込みから約1週間程度)
- 供給開始日の案内:マイページとメールで案内があります(約2週間程度)
- スマートメーターの設置:必要な場合は、送配電事業者が工事日を連絡します
- 切り替え完了:申し込みから約1〜5週間程度で切り替わります。原則として立ち会いは不要です
引っ越し先で使い始める場合は、申込日の15時までに申し込みが完了すれば、最短で当日に開通すると案内されています。ただし、新築などの物件状況や設備の状況によっては、申し込みを受けられない場合があります。
契約条件の詳細は、公式サイトの約款集で確認できます。
失敗しない選び方のコツ
まずは検針票で月ごとの使用量を見る
直近12か月の使用量と請求額を並べると、夏と冬にどれだけ使用量が増えているかが分かります。
時間をずらせる家電の使用量を把握する
洗濯乾燥機や食洗機の稼働時間と回数を確認します。時間をずらせる使用量が少ない場合は、プランを変えても差が出にくい可能性があります。
買い替えとプラン変更の順番を決める
大型家電の買い替えは費用が大きくなるため、先に契約を確認してから検討する順番もあります。
よくある質問(Q&A)
Q1. Looopでんきに変えると電気代は安くなりますか?
安くなるとは限りません。公式サイトにも、市場が高騰した際は固定単価のプランより高くなるリスクがあると記載されています。地域、使用量、使う時間帯で結果は変わります。
Q2. 解約するときに違約金や手数料はかかりますか?
公式サイトでは、解約手数料は0円、契約期間の縛りもないとされています。ただし、おまかせ割の長期契約に応じた割引など、適用条件が別にあるものは約款類で確認してください。
Q3. 切り替えには工事や立ち会いが必要ですか?
公式サイトでは、原則として立ち会いは不要と案内されています。設備の状況によっては、スマートメーターの設置やアンペアブレーカーの取り外しなどの工事が発生する場合があります。
Q4. 支払いは口座振替にできますか?
公式サイトの特定商取引法に基づく表記では、支払方法はクレジットカード払いとされています。使えるカードブランドなどの詳細は、申し込み画面で確認してください。
Q5. 家電の省エネと電力プランの見直しは、どちらを先にすればよいですか?
決まった順番はありません。まず検針票で使用量と季節の傾向を確認し、それに合わせて順番を決めるのがおすすめです。
Looopでんきはこんな方におすすめ
- 家電の使う時間を調整でき、安い時間帯に寄せる工夫をしてみたい方
- 解約手数料や契約期間の縛りがないプランから試したい方
- 市場の価格変動を理解したうえで、電気の買い方を見直したい方
家電の省エネとの組み合わせ方
電力プランを見直すとき、家電側でできる対策を一緒に進めておくと、市場が高騰したときの影響を受けにくくなります。
- エアコンのフィルター掃除や設定温度の見直しで、使用量そのものを抑える
- 冷蔵庫は詰め込みすぎを避け、設置場所の周囲に空間をとる
- 洗濯乾燥機や食洗機は、タイマー予約で稼働時間を選ぶ
家電ごとの電気代の目安は、次の記事で詳しく解説しています。



まとめ
家電の電気代を考えるときは、家電の省エネ性能に加えて、電気を買うプランの仕組みも確認することが大切です。Looopでんきは、電力市場の価格に連動する市場連動型で、時間をずらせる家電が多い家庭では活かせる余地があります。一方、夏や冬の市場高騰時には、固定単価のプランより電気代が高くなるリスクもあります。
解約手数料0円・契約期間の縛りなしという条件は、試しやすさの面で判断材料になります。検針票で季節ごとの使用量を確認したうえで、自分の家電の使い方に合うかどうかを検討してください。最新の条件は公式サイトで確認できます。


