「R1ヨーグルトを毎日食べたいけど、買い続けるとけっこうな出費になる」そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。市販のR1ヨーグルトは1個あたり140円前後。家族全員分を毎日買っていると、月に1万円以上かかってしまうことも珍しくありません。
そこで注目されているのが、自宅でR1ヨーグルトを増やせるヨーグルトメーカーです。1個のR1を種菌にして牛乳1リットル分のヨーグルトが作れるため、コストを大幅にカットできるのが魅力です。さらに最近のヨーグルトメーカーは甘酒や塩麹、低温調理にまで対応しており、ヨーグルト以外にも使える万能発酵マシンに進化しています。
この記事では、R1ヨーグルトを自宅で手軽に作れるおすすめのヨーグルトメーカーを紹介します。選び方のポイントや注意点もあわせて解説するので、購入前の参考にしてみてください。

ヨーグルトメーカーとは?基本の仕組みを解説
ヨーグルトメーカーは、一定の温度を長時間キープして乳酸菌を発酵させるための家電です。牛乳に種菌(市販のヨーグルトやヨーグルト菌)を加え、機器にセットしてスイッチを入れるだけで、数時間後にはヨーグルトが完成します。
一般的なヨーグルトの発酵温度は約40〜43度で、7〜10時間ほどかけてじっくり仕上げます。カスピ海ヨーグルトのように27度前後の低温で発酵させるタイプもあるため、温度設定の幅が広いモデルを選ぶと様々な種類のヨーグルト作りを楽しめます。
ヨーグルトメーカーの基本スペック
- 発酵温度:25〜65度程度(モデルにより異なる)
- タイマー:1〜48時間程度
- 容量:牛乳パック(1L)がそのまま入るタイプが主流
- 消費電力:25〜40W程度
ヨーグルトメーカーでR1ヨーグルトを作る方法
R1ヨーグルトをヨーグルトメーカーで作る方法は非常にシンプルです。市販のR1ヨーグルト(ドリンクタイプでもOK)を種菌として使い、新鮮な牛乳に混ぜてセットするだけです。
設定温度は43度、発酵時間は7〜8時間が目安です。ドリンクタイプのR1を使う場合は、牛乳パックに直接注いで軽くかき混ぜるだけなので、容器を別に用意する必要もありません。
R1ヨーグルト作りの手順
- 牛乳を常温に戻す(冷蔵庫から出して1時間程度)
- 牛乳パックの上部を開けて100ml程度を取り出す
- R1ドリンクタイプを1本まるごと注ぎ入れる
- 清潔なスプーンで軽くかき混ぜる
- ヨーグルトメーカーにセットして43度・7時間にセット
- 完成後はすぐに冷蔵庫で冷やす
自家製ヨーグルトは市販品と全く同じ菌数や効果が保証されるものではありません。あくまで家庭での手作りヨーグルトとして楽しむものです。また、衛生管理が不十分だと雑菌が繁殖する可能性があるため、使用する道具の消毒は徹底しましょう。

ヨーグルトメーカーの選び方 5つのポイント
1. 牛乳パックをそのままセットできるか
牛乳パックをそのまま入れられるタイプが断然便利です。容器への移し替えが不要なので、洗い物も減り、雑菌が混入するリスクも低くなります。多くのモデルが1Lの牛乳パック対応ですが、900mlや500mlパック対応のコンパクトモデルもあります。
2. 温度設定の範囲と細かさ
R1ヨーグルトを作るなら43度に設定できることが条件です。さらに25〜65度の幅広い温度設定ができるモデルなら、カスピ海ヨーグルト(27度)、甘酒(60度)、低温調理の鶏ハム(65度)など多彩な発酵食品が楽しめます。1度刻みで温度調整できるモデルがおすすめです。
3. タイマー機能の有無
タイマーがあれば、設定時間が経過すると自動で停止してくれるため、発酵しすぎによる酸味の増加を防げます。1〜48時間のタイマー設定ができるモデルが使い勝手がよいでしょう。
4. 付属容器の種類
小分け容器が付属しているモデルは、一度に複数の味のヨーグルトを作ったり、そのまま冷蔵庫で保存したりできて便利です。容器の材質はガラスのほうが衛生的ですが、プラスチック製のほうが軽くて扱いやすいというメリットもあります。
5. 価格帯と用途のバランス
ヨーグルトメーカーは3,000〜15,000円程度の価格帯が中心です。シンプルにヨーグルトだけ作りたいなら3,000〜5,000円のモデルで十分です。低温調理や甘酒など幅広い用途に使いたいなら、温度設定の細かい7,000〜15,000円のモデルを選ぶとよいでしょう。

ヨーグルトメーカーおすすめモデルを紹介
アイリスオーヤマ IYM-014
牛乳パックをそのままセットできる定番モデルです。温度設定は25〜65度まで1度刻み、タイマーは1〜48時間まで1時間刻みで設定可能。R1ヨーグルトはもちろん、甘酒や納豆、低温調理まで幅広くこなせるオールラウンドな1台です。価格も手頃で、初めてのヨーグルトメーカーにぴったりです。
アイリスオーヤマ IYM-016
豆乳パックにも対応した進化版モデルです。飲むヨーグルトモードを搭載しているのが特徴で、R1ドリンクタイプのようなサラッとした飲むヨーグルトも自宅で作れます。付属の容器も充実しており、小分けボトルで持ち運びも便利です。
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーは、公式通販の「アイリスプラザ」でも探せます。家電のほか食品や日用品まで扱う総合型の通販サイトで、1件の商品代金が3,980円(税込)以上なら送料は無料です。ポイントやクーポンは無料の会員登録が対象になるので、買う前に条件を公式サイトで確認しておくと安心です。

タニカ ヨーグルティアS YS-02
ヨーグルトメーカーの定番ハイエンドモデルとも言われるロングセラーです。温度設定は25〜70度まで対応し、発酵食品全般に使えます。設定温度に達するまでの時間が短く、安定した発酵が可能。内容器はガラス製で衛生的に使えます。値段は高めですが、長く使うことを考えると納得の品質です。
ビタントニオ VYG-60
スタイリッシュなデザインが魅力のモデルです。25〜70度の温度設定と30分〜99時間のタイマー設定に対応。牛乳パックをそのままセットでき、シンプルな操作パネルで使いやすさも抜群です。キッチンの見た目にもこだわりたい方におすすめです。
エムケー精工 YA-200W
ヨーグルトと甘酒の専用モードを搭載した手軽なモデルです。プレーンヨーグルトはボタンひとつで設定完了するシンプルさが魅力。細かい温度調整はできませんが、R1ヨーグルトや甘酒を手軽に作りたい方にはちょうどよい1台です。
おすすめの選び方まとめ
- コスパ重視ならアイリスオーヤマ IYM-014
- 飲むヨーグルトも作りたいならアイリスオーヤマ IYM-016
- 品質と安定性重視ならタニカ ヨーグルティアS
- デザイン重視ならビタントニオ VYG-60
- 手軽さ重視ならエムケー精工 YA-200W
ヨーグルトメーカーで作れるR1以外の発酵食品
ヨーグルトメーカーはヨーグルト専用機ではありません。温度設定の幅が広いモデルなら、以下のような発酵食品も作れます。
- 甘酒(60度・8時間):米麹から作る甘酒は栄養価が高く、冬場のホットドリンクにも夏場の冷やし甘酒にもぴったり
- 塩麹・醤油麹(60度・6時間):手作りの発酵調味料で料理の幅が広がる
- 納豆(45度・24時間):大豆と納豆菌があれば自家製納豆も作れる
- サワークリーム(30度・12時間):生クリームとヨーグルトで手軽に作れる
- 鶏ハム・ローストビーフ(65度・3時間):低温調理でしっとりジューシーに仕上がる


ヨーグルトメーカーを使う際の注意点
衛生管理を徹底する
自家製ヨーグルト作りで一番大切なのが衛生管理です。使用するスプーンや容器は事前に煮沸消毒またはアルコール消毒を行いましょう。雑菌が混入すると、発酵がうまくいかなかったり、お腹を壊す原因になったりすることがあります。
種菌の使い回しは3〜4回まで
作ったヨーグルトを種菌にして次のヨーグルトを作る「植え継ぎ」は可能ですが、繰り返すほど菌のバランスが崩れていきます。3〜4回を目安に新しい種菌に切り替えるのがおすすめです。
牛乳の種類に注意
ヨーグルト作りには「成分無調整牛乳」を使いましょう。低脂肪乳や加工乳では固まりにくいことがあります。パッケージの「種類別」の欄に「牛乳」と表記されているものを選んでください。
完成したヨーグルトは冷蔵庫で保存し、2〜3日以内に食べきるようにしましょう。酸味が強くなったり、異臭がしたりする場合は食べないでください。
ヨーグルトメーカーのコスト比較
R1ヨーグルトを市販品で毎日食べる場合と、ヨーグルトメーカーで自作する場合のコストを比較してみましょう。
市販R1ヨーグルトを毎日1個食べる場合
- 1個あたり約140円 x 30日 = 月額約4,200円
- 年間約50,400円
ヨーグルトメーカーで自作する場合
- 牛乳1L(約200円)+ R1ドリンク1本(約140円) = 約340円で約1L分
- 1Lで約7食分なので、1食あたり約49円
- 月額約1,470円(毎日食べる場合)
- 年間約17,640円
年間で約32,000円以上の節約になる計算です。ヨーグルトメーカー本体の価格を差し引いても、数ヶ月で元が取れてしまうほどのコスパの良さです。


よくある質問(Q&A)
Q. R1以外の市販ヨーグルトも種菌として使える?
A. はい、LG21やガセリ菌SP株ヨーグルトなど、多くの市販ヨーグルトを種菌として使えます。ただし、ゼラチンや寒天で固めているタイプは発酵がうまくいかないことがあるため、プレーンタイプを選ぶのがおすすめです。
Q. ヨーグルトメーカーの電気代はどれくらい?
A. 消費電力25〜40Wのモデルで8時間使用した場合、電気代は1回あたり約6〜10円程度です。毎日使っても月200〜300円程度なので、電気代を気にする心配はほとんどありません。
Q. 豆乳でもヨーグルトは作れる?
A. 無調整豆乳であれば、ヨーグルトを作ることができます。ただし牛乳で作る場合よりも固まりにくいことがあるため、温度設定を少し高め(44〜45度)にすると成功しやすくなります。
Q. ヨーグルトメーカーのお手入れは大変?
A. 牛乳パックをそのまま使うタイプなら、本体のお手入れはほぼ不要です。付属容器を使った場合も、食器用洗剤で洗うだけでOK。手入れの手軽さも人気の理由のひとつです。
ヨーグルトメーカーのように長時間じっくり動かす家電が増えてくると、電力プランとの相性も気になるところです。Looopでんきは、電気の単価が30分ごとに変わる市場連動型で、安い時間帯に家電を動かす使い方がしやすい一方、夏や冬は高くなるリスクもあります。詳しい仕組みは公式サイトで確認できます。



まとめ
ヨーグルトメーカーは、R1ヨーグルトをはじめとする自家製ヨーグルトを手軽かつ低コストで楽しめる便利な家電です。1台あれば甘酒や塩麹、低温調理まで幅広く活用でき、日々の食生活をぐっと豊かにしてくれます。
選ぶ際は温度設定の幅とタイマー機能の有無を重視しつつ、牛乳パックをそのままセットできるタイプを選ぶと手間が少なく続けやすいです。コスト面でも市販ヨーグルトを買い続けるよりずっとお得なので、健康的な食生活を無理なく続けたい方にぴったりのアイテムです。


参考リンク:明治 ヨーグルト公式サイト | タニカ電器 公式サイト | アイリスオーヤマ キッチン家電
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