Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods Pro(第2世代)」は、iPhoneユーザーを中心に圧倒的な人気を誇るモデルです。ただ、価格が3万円台後半と決して安くないだけに、「本当にその価値はあるの?」「ほかのイヤホンと比べてどうなの?」と気になる方も多いでしょう。この記事では、AirPods Proの良い評判・残念な評判の両面を正直にまとめて、購入を検討している方が判断しやすいように解説します。

AirPods Pro(第2世代)の基本スペック
まずはAirPods Proの基本的なスペックを確認しておきましょう。詳細はApple公式サイト(https://www.apple.com/jp/airpods-pro/)で最新情報を確認できます。
- ノイズキャンセリング:アクティブノイズキャンセリング搭載
- 外音取り込みモード:あり(適応型オーディオ対応)
- バッテリー:イヤホン単体で最大6時間(ANCオン)、ケース込みで最大30時間
- 防塵防水:IP54(イヤホン・ケースともに)
- チップ:Apple H2チップ
- 空間オーディオ:ダイナミックヘッドトラッキング対応
- 接続:Bluetooth 5.3
- 充電:USB-C / MagSafe / Qi / Apple Watch充電器
USB-C充電に対応した最新モデルでは、MagSafe充電やApple Watch充電器からの充電にも対応しており、充電の柔軟性が高まっています。Apple製品をすでに持っている方なら、手持ちの充電器で充電できる可能性が高いです。
AirPods Proの良い評判・口コミ
Apple製品との連携がスムーズ
AirPods Proが他社イヤホンに対して持つ最大の強みが、Apple製品との圧倒的な連携力です。iPhoneに近づけるだけでペアリングが完了し、iPad・Mac・Apple Watchとのデバイス切り替えも自動でシームレスに行われます。「iPhoneで音楽を聴いていて、Macでオンライン会議が始まったら自動で切り替わった」という声が多く、この利便性はAppleエコシステムならではです。「探す」機能にも対応しているため、イヤホンやケースを紛失した場合でもiPhoneから位置を特定できます。
ノイズキャンセリングが優秀
H2チップによるANC性能は高く評価されています。電車のゴーッという走行音はしっかりカットされ、カフェの雑談も大幅に軽減してくれます。「適応型オーディオ」は環境に応じてANCと外音取り込みを自動で調整してくれる機能で、自分で切り替える手間がないと好評です。前モデルと比べてノイキャン性能が向上しているという声が多く、特に低音域の遮音性に優れています。
装着感が軽くて快適
片耳約5.3gの軽量設計で、長時間着けていても耳が痛くなりにくいという声が多いです。4サイズのシリコン製イヤーチップが付属しているため、自分の耳に合ったフィット感を見つけやすくなっています。装着状態のテスト機能もiPhoneから利用でき、フィットしているか事前に確認できます。ステム(軸部分)を使った操作(つまんでANC/外音取り込み切り替え、音量調整など)も直感的で使いやすいと評判です。
空間オーディオの臨場感
Apple Musicの空間オーディオ対応楽曲やドルビーアトモスの映画コンテンツでは、頭の動きに合わせて音が追従するダイナミックヘッドトラッキング機能が体験できます。「映画館にいるような臨場感」と評される没入体験は、AirPods Proならではの魅力です。Apple TV+やDisney+のコンテンツでも空間オーディオが楽しめるため、映画・ドラマ好きの方には特に嬉しい機能です。
通話品質の高さ
AirPods Proは通話用マイクの性能も優れており、Web会議や電話でクリアな音声を届けることができます。風切り音の低減機能も備えているため、屋外での通話でも相手に声が聞こえやすくなっています。

AirPods Proの残念な評判・口コミ
価格が高い
AirPods Pro(第2世代)の定価は39,800円(税込、記事執筆時点)です。他社の高性能ノイキャンイヤホン(Sony WF-1000XM5が実売20,000円前後)と比較すると、スペックだけを見れば割高感があるのは否定できません。Appleエコシステムの連携力に価値を感じるかどうかで評価が分かれるポイントです。ただし、Amazonのセール時やApple認定整備済製品を利用すれば、定価よりも安く購入できることもあります。
Android端末では魅力が半減
AirPods ProはAndroid端末でもBluetooth接続で使用できますが、自動ペアリング・デバイス自動切り替え・空間オーディオのヘッドトラッキング・適応型オーディオなどの機能は利用できません。Androidユーザーが選ぶなら、Sony WF-1000XM5やBose QC Ultra Earbudsのほうがコスパがよいと言えます。Android端末でAirPods Proを使う場合、コーデックもSBCかAACのみの対応となるため、LDACのような高音質コーデックは利用できません。
音質は「良い」けど「飛び抜けてはいない」
音質に関しては「バランスがよくて聴きやすい」という評価が多い一方、「低音が物足りない」「オーディオマニアには物足りない」という意見もあります。AirPods Proの音質は万人向けにチューニングされているため、特定のジャンル(重低音系の音楽など)を好む方には合わない場合もあります。ただし、Apple Musicの空間オーディオ対応楽曲との相性は抜群で、通常のステレオ再生とは別次元の体験ができます。
バッテリー劣化の問題
どのワイヤレスイヤホンにも言えることですが、1〜2年使い続けるとバッテリーが劣化して充電持ちが短くなります。AirPods Proはバッテリー交換が有料(記事執筆時点でAppleCare+未加入の場合、片耳12,800円程度)のため、長く使いたい場合はAppleCare+への加入を検討しておくとよいでしょう。AppleCare+に加入していれば、バッテリーの最大容量が80%未満になった場合に無償交換の対象になります。
イヤーチップの消耗
シリコン製のイヤーチップは使い続けると劣化し、フィット感が落ちてANC性能にも影響が出ます。純正のイヤーチップは1セット980円(税込)で購入できますが、定期的な交換が必要な点はランニングコストとして認識しておきましょう。
AirPods Proの偽物(模倣品)がフリマアプリやネットショップで出回っています。購入する際はApple Store、Apple認定販売店、Amazon公式ストアなど正規販売チャネルを利用しましょう。
AirPods Proはこんな人におすすめ
iPhoneやMacを日常的に使っている方
Apple製品との連携力はAirPods Pro最大の強みです。複数のApple製品を持っている方ほど、その便利さを実感できます。デバイス間の切り替えを意識せずに使えるストレスフリーさは、一度体験すると他のイヤホンに戻れなくなるという声も多いです。
ノイキャンと外音取り込みを頻繁に切り替える方
適応型オーディオ機能のおかげで、手動で切り替えなくても環境に合わせた最適な設定になります。通勤中にイヤホンを着けっぱなしにする方には特に便利です。
シンプルで使いやすいイヤホンが欲しい方
細かい設定を自分でいじらなくても、箱を開けてiPhoneに近づけるだけで使い始められる手軽さは他にありません。「難しい設定は苦手」という方にこそ向いています。
通話が多い方
通話用マイクの性能が高く、ビジネスでの電話やWeb会議でもクリアな音声を届けられます。在宅ワークのお供としても高い満足度を得ています。
AirPods Proに関するQ&A
Q:AirPods(ノーマルモデル)とProの違いは?
最大の違いはノイズキャンセリングの有無と装着方式です。AirPods(第4世代)にはANC搭載モデルと非搭載モデルがあります。ANC搭載モデルはProに近い性能ですが、Proのほうがイヤーチップ付きのカナル型で遮音性が高く、ANC性能も上です。インナーイヤー型のAirPodsのほうが耳への圧迫感が少ないため、カナル型が苦手な方にはノーマルモデルが向いています。
Q:WF-1000XM5とどっちがいい?
音質とANC性能を重視するならSony WF-1000XM5、Apple製品との連携と使いやすさを重視するならAirPods Proがおすすめです。どちらも完成度の高い製品ですが、使っているスマホのOSとの相性で選ぶのが一番です。WF-1000XM5はLDAC対応でハイレゾ再生にも対応しているため、音質面ではアドバンテージがあります。
Q:耳から落ちやすくない?
付属のイヤーチップが自分の耳に合っていれば、通常の使用で落ちることはほとんどありません。ただし、激しい運動時には不安がある方もいます。サードパーティ製のイヤーフック(補助ウイング)を装着すると安定感が増します。
Q:Apple Watchとの連携はどう?
Apple Watchとの連携も優れており、Apple Watch上でAirPods Proの音量調整やANC/外音取り込みの切り替えが行えます。ランニング中にiPhoneを持たずにApple WatchとAirPods Proだけで音楽を楽しむという使い方も可能です。
AirPods Proを買うかWF-1000XM5などの他社モデルにするか迷っているときは、イヤホン・ヘッドホンの専門店をのぞいてみるのもひとつの方法です。e☆イヤホンはイヤホン・ヘッドホンを専門に扱うお店で、比較したいモデルを探す場として使えます。取り扱いは公式サイトで確認できます。
まとめ|AirPods ProはAppleユーザーにとっての最適解
AirPods Pro(第2世代)は、Apple製品との連携力・ノイキャン性能・装着感のバランスに優れた完成度の高いイヤホンです。価格は高めですが、iPhoneやMacを日常的に使っている方にとっては、その価格に見合うだけの利便性を提供してくれます。一方で、Androidユーザーやコスパ重視の方は他社モデルも比較検討してみてください。実物を試してみたい方は、Apple Store(https://www.apple.com/jp/shop)や家電量販店での試聴をおすすめします。
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