「そろそろ洗濯機を買い替えたいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない…」そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。洗濯機は毎日使う生活必需品だからこそ、慎重に選びたいもの。しかし、縦型・ドラム式といったタイプの違いに加え、容量・乾燥方式・静音性・省エネ性能など、チェックすべきポイントが山ほどあります。家電量販店に行っても、ズラリと並んだ洗濯機を前にすると余計に迷ってしまいますよね。この記事では、洗濯機選びで押さえておきたい基本の知識から、ライフスタイル別のおすすめの選び方まで、幅広くお届けします。自分にぴったりの1台を見つけるためのヒントが、きっと見つかるはずです。

洗濯機のタイプは大きく分けて3種類
洗濯機を選ぶとき、まず知っておきたいのが洗濯機の3つのタイプです。それぞれ特徴が異なるため、ライフスタイルや予算に合わせて選ぶことが大切になります。
縦型全自動洗濯機
もっとも一般的なタイプで、上部から洗濯物を出し入れする構造になっています。パルセーター(回転翼)による「かくはん水流」で衣類同士をこすり合わせて洗うため、泥汚れや皮脂汚れなどのガンコな汚れに強いのが特徴です。本体サイズがコンパクトなモデルが多く、設置スペースが限られている場合でも選びやすいのがメリット。価格帯もドラム式と比べて手頃なモデルが豊富に揃っています。
ドラム式洗濯乾燥機
ドラムを横向きまたは斜めに回転させ、衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」を採用しています。少量の水で洗えるため節水効果が高いのが大きな魅力です。乾燥機能も充実しており、ヒートポンプ方式を採用したモデルなら衣類を傷めにくく、電気代も抑えられます。ただし、本体サイズが大きく、前面の扉を開けるスペースも必要になるため、設置場所の事前確認が欠かせません。
縦型洗濯乾燥機
縦型洗濯機に乾燥機能を搭載したタイプです。縦型のコンパクトさを活かしつつ、乾燥まで1台で完結できるのが魅力。ただし、乾燥方式はヒーター式が主流で、ドラム式のヒートポンプ式と比べると電気代がかかりやすい傾向にあります。乾燥をたまに使う程度であれば、十分な選択肢になるでしょう。
洗濯機選びで絶対にチェックすべき5つのポイント
タイプを決めたら、次は具体的なスペックを見ていきましょう。ここでは、購入前に必ず確認しておきたい5つのポイントを解説します。
1. 洗濯容量
洗濯容量は、家族の人数と洗濯頻度から逆算して選ぶのが基本です。一般的に、1人あたり1日約1.5kgの洗濯物が出ると言われています(総務省統計局の家計調査データより)。これにタオルやシーツなどの大物を考慮すると、以下が目安になります。
- 一人暮らし(毎日洗う):5kg前後
- 一人暮らし(2〜3日に1回):6〜7kg
- 2〜3人暮らし:7〜8kg
- 4人以上のファミリー:9〜12kg
迷ったら1サイズ上を選んでおくと、まとめ洗いや毛布の洗濯にも対応できて安心です。
2. 設置スペースと搬入経路
洗濯機選びで意外と見落としがちなのが、設置スペースと搬入経路の確認です。防水パンのサイズ、蛇口の高さ、排水口の位置を事前にしっかり測っておきましょう。特にドラム式は奥行きが大きいモデルが多いため、玄関・廊下・脱衣所のドア幅もあわせて確認してください。搬入経路で断念するケースは少なくありません。
3. 乾燥方式
乾燥機能付きの洗濯機を選ぶなら、乾燥方式は必ずチェックしましょう。主な乾燥方式は以下の通りです。
ヒートポンプ式:約60℃の低温で乾燥させるため、衣類の縮みやダメージを抑えられます。電気代も1回あたり約20〜30円と経済的です。ドラム式に多く採用されています。
ヒーター式(水冷・排気):高温の熱風で乾かすため、乾燥時間は短いものの電気代が1回あたり約57〜71円と高め。衣類へのダメージもやや大きい傾向があります。
毎日乾燥まで使うなら、ランニングコストの面からヒートポンプ式がおすすめです。
4. 運転音の静かさ
集合住宅にお住まいの方や、早朝・深夜に洗濯したい方は、運転音のデシベル(dB)値を確認しましょう。洗い時35dB以下、脱水時38dB以下であれば、比較的静かに運転できます。インバーター搭載モデルやDDモーター採用モデルは、振動や騒音を抑えた設計になっているものが多い傾向にあります。
5. 便利機能
近年の洗濯機には、暮らしを便利にするさまざまな機能が搭載されています。代表的なものを紹介します。
- 洗剤・柔軟剤自動投入:タンクに洗剤を入れておけば、洗濯物の量に応じて自動で適量を投入してくれます
- スマホ連携:外出先から運転開始や仕上がり確認ができます
- 自動おそうじ機能:洗濯槽の自動洗浄でカビや雑菌の繁殖を防ぎます
- 温水洗浄:黄ばみや皮脂汚れに効果的な温水で洗えます

主要メーカー4社の特徴を比較
洗濯機を製造している国内主要メーカーには、それぞれ得意とする技術や機能に違いがあります。ここでは4大メーカーの特徴を整理します。
パナソニック
パナソニックの洗濯機は、洗浄力と機能の総合力に定評があります。縦型では「スゴ落ち泡洗浄」を採用し、濃密な泡で繊維の奥の汚れまでしっかり落とします。ドラム式では「はやふわ乾燥」(ヒートポンプ方式)によって衣類をふんわり仕上げ、洗剤・柔軟剤・漂白剤のトリプル自動投入やナノイーXによる除菌・消臭機能も充実しています。詳しくはパナソニック公式サイトで確認できます。
日立
日立の「ビートウォッシュ」シリーズは、大流量の「ナイアガラビート洗浄」で高い洗浄力を発揮します。ドラム式の「ビッグドラム」は「らくメンテ」設計が大きな特徴で、乾燥フィルターをなくし、洗濯槽・乾燥ダクト・ドアパッキンの自動おそうじ機能を搭載。日々のお手入れの手間を大幅に削減しています。
東芝
東芝の「ZABOON(ザブーン)」シリーズは、「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」で繊維の奥深くまで洗剤を浸透させるのが特徴です。また、DDモーター(ダイレクトドライブモーター)を採用しているため振動や騒音が少なく、早朝や深夜のお洗濯にも安心して使えます。
シャープ
シャープのドラム式洗濯機は、ヒートポンプとヒーターを組み合わせた「ハイブリッド乾燥」が特徴です。立ち上がり時はヒーターで素早く温度を上げ、その後はヒートポンプで効率的に乾燥させるため、乾燥ムラが少なく電気代も抑えられます。プラズマクラスターによる除菌・消臭効果も魅力です。各メーカーの最新ラインナップはビックカメラの洗濯機特集ページでも比較できます。
ライフスタイル別おすすめの選び方
「結局、自分にはどのタイプが合っているの?」という方のために、ライフスタイル別のおすすめの選び方をまとめました。
共働きで忙しい家庭
洗濯から乾燥まで全自動で完結するドラム式洗濯乾燥機がおすすめです。夜にセットしておけば、朝には乾いた状態で取り出せます。干す手間が省けるため、忙しい毎日でも洗濯がストレスになりません。容量は10〜12kgを選ぶと、週末のまとめ洗いにも余裕があります。
とにかく汚れ落ちを重視したい方
部活動やスポーツで泥だらけの洗濯物が多いなら、洗浄力に優れた縦型洗濯機が向いています。たっぷりの水でしっかり洗えるため、ガンコな汚れも落としやすい傾向にあります。温水洗浄機能がついたモデルを選ぶと、さらに洗浄力がアップします。
一人暮らしで予算を抑えたい方
5〜7kgの縦型全自動洗濯機が候補になります。本体価格3〜6万円台で購入できるモデルも多く、省スペースで設置できるのもメリットです。インバーター搭載モデルなら運転音も静かで、集合住宅でも安心して使えます。
衣類を大切にしたい方
おしゃれ着や繊細な素材の衣類が多い方は、ドラム式のたたき洗いが向いています。衣類同士の摩擦が少ないため、生地への負担を抑えながら洗うことができます。おしゃれ着コースや手洗いコースの充実度もあわせてチェックするとよいでしょう。

洗濯機選びでよくある質問Q&A
洗濯機を買い替える際に、多くの方が疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめました。
Q1. 洗濯機の寿命はどのくらい?
一般的に、洗濯機の寿命は7〜10年と言われています。各メーカーの補修用部品の保有期間も製造終了から6〜7年程度が目安です。異音がする、脱水が弱くなった、エラーが頻発するといった症状が出始めたら、買い替えを検討するタイミングです。
Q2. 洗濯機を安く買える時期はある?
洗濯機の新モデルは例年6〜8月頃に発売されることが多く、その直前の5〜7月が型落ちモデルの値下がり時期になります。また、年末年始セールや決算期(3月・9月)もお得に購入できるチャンスです。
Q3. 縦型とドラム式、電気代はどのくらい違う?
洗濯のみの場合は大きな差はありませんが、乾燥まで行うと大きな差が出ます。ドラム式(ヒートポンプ方式)は1回あたり約20〜30円なのに対し、縦型(ヒーター方式)は約57〜71円と、約2〜3倍の差になります(AQUA公式サイトの比較データより)。毎日乾燥を使う方は、年間で1万円以上の差になることもあります。
Q4. 水道代はどちらが安い?
水道代はドラム式が大きく有利です。同じ12kgクラスで比較すると、ドラム式は約83リットル、縦型は約150リットルと、約1.8倍の差があります(パナソニック製品の比較データより)。1回あたり約20円の差で、毎日使えば年間約7,000円以上の節約になります。
Q5. お手入れが楽な洗濯機はどれ?
お手入れの手間を減らしたい方は、自動おそうじ機能が充実したモデルを選ぶとよいでしょう。日立のドラム式「ビッグドラム」は乾燥フィルターをなくした「らくメンテ」設計で、月1回程度のお手入れで清潔さを保てます。洗濯槽クリーナーの定期的な使用も忘れずに行いましょう。
Q6. 防水パンがない場合はどうすればいい?
防水パンがなくても洗濯機は設置できます。ただし、水漏れ対策として別売りのかさ上げ台や防振パッドを使用すると安心です。賃貸の場合は大家さんや管理会社に確認してから設置するようにしましょう。
洗濯機は、買い替えたあとも内側の汚れが気になることがあります。おそうじ革命は、洗濯機の分解クリーニングを案内しているハウスクリーニングのブランドで、公式サイトでは縦型が税込17,600円からとされています。いま使っている洗濯機をきれいに保ちたい方は、対応する機種や条件を公式サイトで確認してみてください。

まとめ:自分の暮らしに合った1台を選ぼう
洗濯機選びのポイントは、「タイプ」「容量」「乾燥方式」「運転音」「便利機能」の5つを軸に、自分のライフスタイルに合ったモデルを見つけることです。汚れ落ちを重視するなら縦型、乾燥まで全自動で済ませたいならドラム式というのが基本的な選び方になります。メーカーごとに得意分野が異なるため、何を優先するかを明確にすると選びやすくなります。価格だけでなく、電気代や水道代などのランニングコストも含めたトータルコストで比較するのがおすすめです。毎日使う家電だからこそ、納得のいく1台を選んで快適な洗濯ライフを送りましょう。最新の製品情報は価格.comマガジンの洗濯機特集もぜひ参考にしてみてください。
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