子どもが生まれると、家事の量は驚くほど増えます。洗濯物は倍以上になり、食事の準備にも手間がかかり、部屋は散らかりやすくなる……。そんな忙しい毎日を支えてくれるのが、家事を効率化してくれる家電です。「家電に投資してでも時間を作る」という考え方は、子育て世帯ではもはや常識になりつつあります。この記事では、ファミリー世帯に本当に必要な家電を「キッチン」「洗濯」「掃除」「リビング」のカテゴリ別に紹介し、選び方のポイントまで詳しく解説していきます。毎日の家事に追われているお父さん・お母さんはもちろん、出産準備中のご家庭もぜひ参考にしてみてください。

【キッチン】料理の時短を叶えるおすすめ家電
子育て世帯のキッチンでは、「安全」と「時短」が最優先です。火を使わずに調理できる家電や、ほったらかしで一品完成する家電が大活躍します。
電気圧力鍋・自動調理鍋
子育て世帯で「買ってよかった」との声が非常に多い家電です。材料を入れてボタンを押すだけで、カレー、肉じゃが、角煮、スープなどが完成します。火を使わないので小さなお子さんがいても安心です。調理中に目を離して子どもの相手をしたり、別の家事をこなしたりできるのが最大のメリットです。シャープのヘルシオ ホットクックやティファールのクックフォーミーなどが人気モデルです。
食洗機
家族が増えると食後の食器の量は格段に増えます。朝食、昼食、おやつ、夕食……と1日に何回も食器を洗うのは、想像以上の負担です。食洗機があれば、食器をセットしてボタンを押すだけ。手洗いよりも水道代が節約でき、高温洗浄で衛生的という利点もあります。ビルトイン型が理想ですが、賃貸でも設置できる工事不要の卓上型も選択肢に入ります。
冷蔵庫(大容量)
ファミリー世帯には500L以上の大容量冷蔵庫をおすすめします。子どものお弁当、離乳食のストック、まとめ買いした食材、作り置きおかず……冷蔵庫は「大きすぎて困る」ということがほぼありません。特に冷凍室の大きさは重要で、冷凍ストックを活用すれば日々の料理の手間を大幅に削減できます。
電気ケトル(温度設定付き)
赤ちゃんのミルク作りには温度設定機能付きの電気ケトルが非常に便利です。70℃に設定してお湯を沸かせば、ミルクを人肌に冷ますまでの時間を短縮できます。もちろん、コーヒーやお茶を淹れるときにも温度設定は重宝します。
ヤマダデンキの子育て家電特集でも、電気圧力鍋や食洗機が子育て世帯の必需品として紹介されています。
子育て中の調理は「火を使わない」「ほったらかしで完成する」がキーワード。電気圧力鍋と食洗機の2つを導入するだけで、キッチンでの家事時間は劇的に短縮されます。
【洗濯】家族分の洗濯を効率化する家電
子どもがいる家庭では、洗濯物の量が一気に増えます。食べこぼし、泥汚れ、おねしょ……と、毎日のように洗濯機を回すことになります。
ドラム式洗濯乾燥機
子育て世帯で最も導入効果が高い家電の一つと言えるのが、ドラム式洗濯乾燥機です。洗濯から乾燥まで全自動で完了するため、洗濯物を干す手間が完全になくなります。子どもが小さいうちは洗濯物の量が多く、干す作業だけでも相当な時間がかかるため、この「干さなくていい」というメリットは計り知れません。
容量は洗濯11〜12kg/乾燥6〜7kgのモデルがファミリー世帯にはおすすめです。価格は15〜25万円程度と高額ですが、毎日の洗濯にかかる時間と労力を考えると、十分に元が取れる投資です。ヒートポンプ式乾燥のモデルなら、衣類の傷みが少なく電気代も抑えられます。
布団乾燥機
小さなお子さんのおねしょ対策や、雨の日に布団を乾かしたいときに活躍します。ダニ退治モードが付いているモデルなら、アレルギー対策にもなります。布団だけでなく、靴の乾燥やクローゼットの除湿にも使えるマルチな家電です。
衣類スチーマー
子どもの園の行事や学校のイベントで、急に「きちんとした服」が必要になることがあります。ハンガーにかけたまま手軽にシワを伸ばせる衣類スチーマーがあると、慌てずに準備できます。

【掃除】子どもがいる家をキレイに保つ家電
子どもがいると、食べこぼし、お菓子のカス、砂、おもちゃの散乱……とにかく部屋が汚れます。こまめに掃除できる環境を整えることが、清潔な住環境の維持につながります。
ロボット掃除機
外出中や子どもの昼寝中に自動で掃除してくれるロボット掃除機は、子育て世帯の強い味方です。吸引掃除だけでなく、水拭きもできるモデルなら、子どもの食べこぼしでベタつく床もキレイにしてくれます。赤ちゃんがハイハイする時期は特に床の清潔さが気になるため、ロボット掃除機の活躍度はさらに上がります。
コードレススティック掃除機
ちょっとした汚れにサッと対応できるコードレス掃除機も1台あると便利です。子どもがお菓子をこぼしたとき、テーブルの下にパンくずが落ちたとき……「すぐに掃除できる」手軽さがポイントです。片手で操作できる軽量モデルなら、もう片方の手で子どもを抱っこしながらでも使えます。
空気清浄機
子どものアレルギー対策や風邪予防に、空気清浄機の導入を検討する家庭が増えています。花粉、ハウスダスト、PM2.5など、空気中の微粒子を除去してくれます。加湿機能一体型のモデルなら、冬場の乾燥対策も同時にカバーします。リビングと寝室にそれぞれ1台ずつ置くのが理想ですが、まずはリビングに1台から始めてみましょう。
各家電の比較検討には、価格.comのレビューや口コミが参考になります。実際に子育て中の方のレビューを探して読んでみると、リアルな使用感が分かります。
ロボット掃除機を使う場合は、床に小さなおもちゃやブロックを放置しないようにしましょう。巻き込んで故障の原因になることがあります。子どもが片付ける習慣をつけるきっかけにもなるので、「お掃除ロボットが来る前にお片づけしよう」と声かけするのもおすすめです。
【リビング・安全】家族の安心を守る家電
子どもの安全を守るための家電や、家族の生活を快適にするリビング家電も忘れずにチェックしましょう。
見守りカメラ・ベビーモニター
別室で昼寝している赤ちゃんの様子を確認したり、留守番中の子どもの様子をスマホで見たりできる見守りカメラです。スマホ連携で外出先からもリアルタイムで確認できるモデルが人気です。暗視機能付きなら、暗い部屋でもクリアに映像を確認できます。
別室の様子を気にかける手段としては、工事をしないで後付けできるスマート家電もあります。SwitchBotは、いまある家電や設備にあとから足す考え方の製品を扱うブランドで、屋内カメラは人の動きを検知して通知してくれます。製品の種類や条件は、公式サイトで確認できます。

ウォーターサーバー
赤ちゃんのミルク作りに温水がすぐに使えるウォーターサーバーは、特に乳児期の家庭で重宝します。チャイルドロック機能付きのモデルを選べば、子どもがいたずらして火傷するリスクも防げます。子どもが大きくなってからも、水分補給の習慣づけに役立ちます。
加湿器
冬場の乾燥は、子どもの肌荒れや風邪の原因になりやすいです。子ども部屋やリビングに加湿器を置いて、適切な湿度(40〜60%程度)を保ちましょう。スチーム式は衛生的ですが、高温の蒸気が出るため子どもの手が届かない場所に設置する必要があります。気化式や超音波式なら熱い蒸気が出ないため、小さなお子さんがいる家庭にはより安全です。
テレビ(大画面)
家族で映画を見たり、子どもの教育番組を見せたりと、ファミリー世帯ではテレビの使用頻度が高くなります。リビングには55〜65インチの大画面テレビがおすすめ。壁掛けにすれば子どもがぶつかるリスクも減り、テレビ台のスペースも節約できます。ビックカメラ.comでは、ファミリー向けの大型テレビが豊富に取り揃えられています。


よくある質問(Q&A)
Q. 子育て世帯の「三種の神器」と呼ばれる家電は何ですか?
A. 一般的に「ドラム式洗濯乾燥機」「食洗機」「ロボット掃除機」の3つが子育て世帯の三種の神器と呼ばれています。いずれも家事を自動化・効率化してくれる家電で、導入することで家事時間を大幅に短縮し、子どもと過ごす時間や自分の休息時間を確保できます。
Q. 全部揃えるといくらくらいかかりますか?
A. 三種の神器(ドラム式洗濯乾燥機15〜25万円、食洗機5〜10万円、ロボット掃除機3〜10万円)だけで23〜45万円程度です。これに大容量冷蔵庫(15〜25万円)、電気圧力鍋(2〜5万円)を加えると、40〜75万円程度が目安になります。一度に揃える必要はないので、優先度の高いものから順番に導入するのがおすすめです。
Q. 赤ちゃんが生まれる前に買っておくべき家電はありますか?
A. 出産前に揃えておくと助かるのは、温度設定付き電気ケトル(ミルク作り用)、空気清浄機、ベビーモニターの3つです。生まれてからバタバタと買い物に行くのは大変なので、妊娠中に準備しておくとスムーズです。
Q. 子どもが小さいうちに特に注意すべき家電の安全対策は?
A. 電気ケトルやウォーターサーバーの転倒防止・チャイルドロック、扇風機やサーキュレーターの指詰め防止カバー、コンセントカバーの設置などが基本的な対策です。オーブンレンジやトースターなど高温になる家電は、子どもの手が届かない高さに設置することも大切です。
Q. 電気圧力鍋と通常の圧力鍋、子育て家庭にはどちらがおすすめですか?
A. 子育て家庭には電気圧力鍋をおすすめします。通常の圧力鍋は火を使うため調理中は目を離せませんが、電気圧力鍋は材料をセットしてスイッチを入れたら完全にほったらかしにできます。安全面でも、火を使わないため子どもがキッチンに来ても安心です。
Q. ファミリー向けの家電を安く買うコツはありますか?
A. まとめ買い交渉が最も効果的です。冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどを同時に購入すれば、合計金額が大きくなるため値引き幅も大きくなります。3月の決算セールやボーナス時期を狙って、見積もりを複数店舗から取るのが基本戦略です。
まとめ
ファミリー世帯の家電選びは、「家事の時短」と「安全性」を軸に考えると、「買ったけれど毎日の負担が減らなかった」「子どもがいる家庭では使いづらかった」という後悔は避けやすくなります。キッチンでは電気圧力鍋と食洗機、洗濯ではドラム式洗濯乾燥機、掃除ではロボット掃除機とコードレス掃除機が、忙しい子育て家庭の強い味方になります。全部を一度に揃える必要はなく、まずは日々の負担が最も大きい家事から優先的に家電を導入していくのが賢いアプローチです。家電への投資は、家族と過ごす時間を増やすための投資でもあります。上手に家電を活用して、笑顔あふれる毎日を作りましょう。
なお、この2つの軸で選んでも防ぎきれないのが設置まわりのトラブルです。食洗機なら分岐水栓の対応可否、ドラム式洗濯乾燥機なら防水パンのサイズと搬入経路の幅は、購入前に必ず実寸で確認しておいてください。
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家電は買うと金額がかかり、使う期間が短いと処分の手間も出てきます。買う前に借りて確かめたい、短い期間だけ使いたいという場合は、かして!どっとこむのように家電や家具を借りる選択肢もあります。1品・30日から借りられると公式サイトに案内されています。料金や条件は公式サイトで確認できます。





